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健康でお得に!生命保険の「非喫煙・健康体割引」活用術

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの橋本です。

「家族の未来のために生命保険は欠かせないけれど、毎月の保険料がちょっと高い……」

子育てや家計管理に忙しい30代〜40代のママたちからよく耳にするお悩みの一つが「保険料の負担」です。実は生命保険には、健康であるほどお得になる仕組みがあることをご存じでしょうか?それが「非喫煙・健康体料率」という制度です。

今回は、この非喫煙・健康体料率の仕組みや、活用法を詳しく解説します。

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<目次>

1.非喫煙・健康体料率とは?

2.どのくらいお得になるの?

3.健康体の条件とは?

4.見直しのタイミングは今!

5.実際の見直し事例

6.まとめ

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1.非喫煙・健康体料率とは?

非喫煙・健康体料率とは、文字通り「タバコを吸わない健康な方」の保険料を優遇する仕組みです。一般的に生命保険は、加入者の健康リスクに応じて保険料が設定されています。特に喫煙習慣があると病気のリスクが高まるため、保険料が割高になります。

逆に言えば、タバコを吸わず、健康診断の結果も良好な方は、通常よりも割安な保険料で保障を受けられる可能性があるのです。

2.どのくらいお得になるの?

具体的にどれくらいの差が出るのか気になりますよね。実際に比較してみましょう。

例えば、35歳の女性が死亡保険金1,000万円の終身保険に加入した場合、喫煙者と非喫煙者では月額保険料に約2,000円から3,000円の差が生じることがあります。年間で考えると24,000円から36,000円もお得に!これが10年、20年と積み重なると、大きな金額になりますよね。

3.健康体の条件とは?

非喫煙・健康体料率の適用を受けるためには、以下のような条件を満たす必要があります。

〇非喫煙健康体

①過去1年間、喫煙していないこと(一部の保険会社では検査キットによるニコチン検査が実施されます)

②BMI(体格指数)が一定の基準内であること(例:18.5以上25未満など)

③健康診断の結果が良好であること(血圧、肝機能、血糖値、脂質などの項目が基準値内)

④既往歴がなく、服薬治療中の病気がないこと

〇喫煙健康体

実は、タバコを吸っていても、その他の健康状態が良好であれば、「喫煙健康体料率」という別の優遇料率が適用されるケースもあります。健康管理をしている方には嬉しい選択肢です。

つまり、「喫煙=必ず割高」というわけではなく、日頃の健康管理が保険料にしっかり反映される仕組みなのです。

4.見直しのタイミングは今!

実は、すでに保険に加入している方でも、非喫煙・健康体料率に切り替えることが可能な場合があります。「そんなことがあるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、生命保険の見直しは決して珍しいことではありません。

お子さまの成長に伴い、教育費や生活費などが変動している今、家庭の経済状況やライフスタイルに合った保険内容を再検討するのにベストなタイミングです。もしかしたら、保障内容を充実させつつ、保険料を抑えることも可能かもしれません。

5.実際の見直し事例

実際に、40歳のママ(子ども2人)が生命保険を見直したケースを紹介しましょう。

以前は喫煙習慣があったため割高な保険料を支払っていましたが、禁煙に成功し、健康診断も問題なし。見直した結果、同じ保障内容なのに月々の保険料が約3,500円安くなりました。浮いたお金を子どもの習い事や教育費に回せると、大変喜ばれました。

6.まとめ

生命保険の非喫煙・健康体料率をうまく活用すれば、保障内容を充実させたり、家計の負担を軽減させたりと、多くのメリットがあります。特にお子さまがいる家庭では、節約できた保険料をお子さまの教育資金や将来の貯蓄に回すことも可能。

家族の未来と安心を守りつつ、賢く家計を管理するために、ぜひこの機会に見直しを検討してみてください。

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