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成年年齢引き下げ

こんにちは!

ファイナンシャルプランナーの橋本です。

85回目の今回は、146年ぶりの改正【成年年齢引き下げ】について解説します。

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<目次>

1.20歳から18歳へ

2.18歳から何ができるか

3.飲酒やギャンブルは20歳から

4.まとめ

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1.20歳から18歳へ

2022年4月1日から、成人年齢が20歳から18歳へ引き下げられました。

明治9年に定められてから、146年ぶりの民法改正になります。

世界の国々の成人年齢が18歳とされていることや、少子高齢化が進むなかで、若者にもより早く社会参加してもらい、社会全体に活力を与えたいという思いもあるようです。

2.18歳から何ができるか

○保護者の同意なしで、自分の判断で契約ができる

(携帯電話、クレジットカード、ローンなど)

○有効期限10年のパスポートの取得

○公認会計士や司法書士等の資格取得

○性同一性障害の人の性別変更の申立て

○裁判員に選ばれるようになる  など

3.飲酒やギャンブルは20歳から

成人年齢が18歳からとなりましたが、全てにおいて変わったわけではありません。

飲酒やタバコ、競輪や競馬などの公営ギャンブルは、これまでと同じく20歳から認められます。

また、国民年金に加入する義務も今までと同じく20歳からとなります。

結婚については、男女ともに18歳からとなりました。

4.まとめ

今回の民法改正で、18歳から大人として自分の意志で出来ることが増えました。

社会的に大人と認められるということですから、その分の責任も発生します。

そこにつけこんだ誘惑も増えてきますので、特にお金にまつわるトラブルに巻き込まれないように注意してもらいたいものです。

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