こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
87回目の今回は、およそ20年ぶりの円安!?【円高と円安】について解説します。
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<目次>
1.「円高」とは?
2.「円安」とは?
3.まとめ
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1.「円高」とは?
日頃、「円高」「円安」というキーワードを耳にすることがあると思います。
これは、外国の通貨に対して、円の価値が高くなっているのか、低くなっているのかを言っています。
一般的には、アメリカ通貨の1米ドルと、日本円いくらで交換するかで、よく使われています。
「円高」とは、ある時点と比較して、1米ドルと交換する日本円の数字が減った場合になります。
例えば、『1米ドル=100円 ⇒ 1米ドル=80円』というように、100円から80円に減っているので「円高」。
2.「円安」とは?
一方で、最近よくニュースなどで言われている「円安」とは、ある時点と比較して、1米ドルと交換する日本円の数字が増えた場合になります。
例えば、『1米ドル=100円 ⇒ 1米ドル=120円』というように、100円から120円に増えているので「円安」となります。
3.まとめ
欧米がアフターコロナにシフト始めた2021年から徐々に「円安」になっていき、ロシアのウクライナ侵攻後はより「円安」へと進んでいます。
エネルギーや食物の多くを海外からの輸入に頼っている日本にとって、「円安」の影響は各家庭にも負担増となってきています。
このような背景からも、資産として金利のほぼない円の預貯金だけ持っているというのは、リスクが高い資産形成になりうることも想定しておく必要があるのではないでしょうか。