こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
88回目の今回は、住宅ローンは金利が低ければそれでいい?【変動金利と固定金利】について解説します。
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<目次>
1.「変動金利」
2.「固定金利」
3.まとめ
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1.「変動金利」
変動金利は、借入期間中の金利が変わる住宅ローンです。
一般的には、半年ごとに金利が見直されますが、月々の支払額については5年に1回変わる仕組みです。
将来、一気に金利が上昇してしまった場合には、月々の支払額が多くなるリスクはありますが、支払額の上限は125%になります。
また、金利は、短期プライムレートと呼ばれる、銀行などの貸出や預金金利、銀行同士の貸し借りで使われる市中金利に連動して決められ、そこに金融機関の儲けやコストが上乗せされています。
金利が上昇する金利変動リスクがありますので、手元資金があまりない状況で選択するのは、リスクが高いと言えます。
2.「固定金利」
固定金利は、借入期間中の金利が変わらない住宅ローンです。
将来、一気に金利が上昇した場合でも、契約時に決められた金利は変わらないので、月々の支払額は変動しません。
逆に、将来、金利が下がった場合も金利は変わらないので、支払額は変動しません。
変動金利と比較すると金利が高めになるのが特徴です。
金利が高い分は、金利上昇リスクに対する保険料と捉え、比較するとよいと思います。
3.まとめ
変動金利は、「金利変動リスクを自分が負う」
固定金利は、「金利変動リスクを銀行が負う」
目先の金利だけで選ぶのではなく、きちんとゴールできるプランなのか予めシミュレーションしておかないと、住宅ローンに振り回される人生になってしまいます。
住宅ローンに限りませんが、仕組みを理解した上で、どれが自分に合っているかを判断することが大切です。