こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
151回目の今回は、資産形成の羅針盤【『72の法則』と『126の法則』】についてまとめました。
投資の目標額や期間を考える際、役立つのが『72の法則』と『126の法則』です。これらの法則は、複利効果を考慮した簡単な計算式であり、資産形成の羅針盤として活用できます。
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<目次>
1.『72の法則』
2.『126の法則』
3.『72の法則』と『126の法則』の注意点
4.まとめ
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1.『72の法則』
一括投資で資産が2倍になる年数・利回りを計算を計算するには、72の法則を用います。
72の法則は、以下の式で表されます。
1年間の運用利回り(%)×運用期間(年)=72
例えば、年利6%で運用した場合、資産が2倍になるのは約12年後となります。これは、複利効果によって、時間経過とともに資産が加速度的に増えることを示しています。
2.『126の法則』
一方、積立投資で資産が2倍になる年数・利回りを計算するには、126の法則を用います。
1年間の運用利回り(%)×運用期間(年)=126
例えば、年利6%で毎月1万円積立投資した場合、資産が2倍になるのは約21年後となります。72の法則と比較すると、積立投資では時間がかかりますが、毎月コツコツ積み立てることで、長期的に資産を増やすことができます。
3.『72の法則』と『126の法則』の注意点
これらの法則はあくまでも目安であり、実際の運用結果は様々な要因によって変動します。
以下のような点に注意が必要です。
・税金や手数料の影響は考慮されていない
・市場動向や経済情勢の影響を受け、運用利回りは変動する
・リスク許容度や投資目的に合致した運用方法を選択する必要がある
4.まとめ
72の法則と126の法則は、資産形成において重要な役割を果たします。
これらの法則を理解し、自身の投資目的に合致した運用方法を選択することで、長期的な視点で資産を増やすことができます。