こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
140回目の今回は、いまさら聞けない①【NISAってなに?】についてまとめました。
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<目次>
1.NISAとは
2.NISAの種類
3.メリットとデメリット
4.まとめ
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1.NISAとは
NISAとは、少額投資非課税制度の略で、2014年から始まった制度です。
株式や投資信託などを購入するには、証券会社に口座を開設する必要があります。
NISAは、証券会社で開設する口座種類の1つです。
また、証券口座は証券会社ごとに開設ができますが、NISA口座は1人1口座しか作れません。
通常、株式や投資信託等の運用による利益や分配金等には約20%の税金がかかります。
NISAでは、運用利益等をすべて受け取ることができるので、コストを抑えつつ効率良く資産形成が可能です。
2.NISAの種類
現在、NISAには、一般NISAとつみたてNISAの2種類があります。
そして、2024年からは、新NISAに変わります。
<一般NISA>
一般NISAは、年間120万円の非課税枠内で、株式や投資信託等の投資が可能になります。非課税期間は5年間です。
<つみたてNISA>
つみたてNISAは、2018年から始まった制度で、一般NISAの特徴はそのままに、積立投資に特化した制度です。非課税枠は年間40万円で、非課税期間は20年間です。
<新NISA>
新NISAは、2024年1月から始まる新しいNISA制度です。
現行の一般NISAとつみたてNISAを統合し、非課税投資枠を大幅に拡大した制度です。
3.メリットとデメリット
NISAのメリットは、以下のとおりです。
・非課税で運用できる
NISAで購入した金融商品の売却益や分配金は、非課税で受け取ることができます。
NISAのデメリットは、以下のとおりです。
・投資に関する知識や経験が必要
・元本割れのリスクがある
NISAは、投資による利益が非課税になる制度ですが、元本割れのリスクは依然として存在します。
投資をする際には、しっかりとリスクを理解した上で行う必要があります。
4.まとめ
NISAは、非課税枠内での投資であれば、利益や分配金に税金がかからないというメリットがあります。
しかし、NISAはあくまで「利益が出なければ意味がない」仕組みになっています。
そして、投資には必ずリスクが伴います。
投資を始める前に、投資に関する知識や経験を身につけ、リスクを理解することが大切です。