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いまさら聞けない②「iDeCoってなに?」

こんにちは!

ファイナンシャルプランナーの橋本です。

142回目の今回は、いまさら聞けない②【iDeCoってなに?】についてまとめました。

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<目次>

1.iDeCoとは

2.iDeCoの始め方

3.メリットとデメリット

4.まとめ

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1.iDeCoとは

iDeCoとは、個人型確定拠出年金の略で、2001年から始まった制度です。

ただし、当時は加入対象者が限られており、あまり普及しませんでした。

2016年5月に改正確定拠出年金法が成立し、iDeCoの加入対象者が大幅に拡大されました。これにより、iDeCoは2017年1月からほとんど全ての現役世代が利用可能な制度となりました。

毎月一定額の掛金を積み立て、自分で運用しながら、老後の資産形成を行うことができます。

2.iDeCoの始め方

iDeCoを始めるには、以下の手順が必要です。

  • 加入資格の確認

iDeCoに加入するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

ご自身の加入資格がわからない場合は、iDeCo公式サイトで「加入診断(https://www.ideco-koushiki.jp/start/)」を利用することができます。

  • 金融機関の選定

iDeCoは、金融機関(運営管理機関)を通じて加入することができます。金融機関によって、取り扱う商品や手数料が異なるため、複数の金融機関を比較検討して、自分に合った金融機関を選びましょう。

  • 申込手続き

金融機関から申込書類を取り寄せ、必要事項を記入して提出します。申込書類は、金融機関のウェブサイトからダウンロードすることも可能です。

  • 審査

金融機関で審査が行われ、審査結果は1~2か月程度で通知されます。審査に合格すると、加入手続きが完了します。

  • 掛金の拠出開始

加入手続きが完了すると、掛金の拠出を開始することができます。掛金の拠出は、金融機関の口座から自動引き落としとなります。

iDeCoを始める際は、加入資格や金融機関の選定など、事前にしっかりと確認しておきましょう。

3.メリットとデメリット

iDeCoのメリットは、大きく以下の3つです。

〇積立時:掛け金の全額所得控除

〇運用時:運用益が非課税

〇受取時:受け取り方法に関わらず、一定額が非課税

iDeCoのデメリットは、大きく以下の2つです。

〇原則60歳まで引き出せない

〇運用状況によって、資産が増減する

iDeCoは、将来の自分のために資産を形成する有効な手段です。しかし、メリットとデメリットを理解した上で、自分に合った運用方法を選ぶことが大切です。

4.まとめ

iDeCoは、節税効果と将来の資産形成を目的とした自分つくる年金です。

税制の優遇措置により、長期的な資産形成に有利な制度と言えますが、加入条件の確認や、運用に伴うリスクなど、十分に理解して利用することが大切です。

自分のライフプランに合わせて、適切に運用することで、老後の安定した生活資金を確保する手段の一つとなるでしょう。

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