こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
143回目の今回は、いまさら聞けない③【投資信託ってなに?】についてまとめました。
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<目次>
1.投資信託とは
2.投資信託のメリット
3.投資信託のデメリット
4.投資信託の種類
5.投資信託の選び方
6.投資信託の始め方
7.まとめ
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1.投資信託とは
投資信託は、多くの人から集めたお金をまとめて、専門家が株式や債券などのさまざまな金融商品に投資し、その利益を投資額に応じて分配する商品です。
例えば、100円を投資信託にすると、その投資信託は、100円を100人から集めて、1人あたり1円ずつ、100種類の株式や債券などに投資します。株式や債券の値段が上がれば、投資信託の価値も上がり、その利益の一部が投資額に応じて分配されます。
2.投資信託のメリット
投資信託には、以下のメリットがあります。
- 少額から始められる
投資信託は、株式や債券などの個別投資に比べて、少額から始めることができます。
そのため、まとまったお金がない人でも、資産運用を始めることができます。
- 分散投資ができる
投資信託は、さまざまな金融商品に分散して投資するため、リスクを抑えることができます。
例えば、100円を投資信託にすると、100種類の株式や債券などに分散して投資されるため、1つの株式や債券の値下がりの影響を受けにくくなります。
- 専門家に任せられる
投資信託は、運用のプロである投資信託会社が運用するため、自分で投資先や売買タイミングを判断する必要がありません。
そのため、投資に関する知識や経験がなくても、始めることができます。
3.投資信託のデメリット
投資信託には、以下のデメリットもあります。
- 手数料がかかる
投資信託は、投資信託会社に運用を委託するため、運用手数料がかかります。
運用手数料は、投資信託の種類や運用方法によって異なります。
- 値動きが激しい
投資信託は、株式や債券などの金融商品に投資するため、値動きが激しいことがあります。
そのため、損失を出す可能性もあります。
4.投資信託の種類
投資信託には、さまざまな種類があります。その中でも、代表的なものをいくつか紹介します。
- インデックス型投資信託
インデックス型投資信託は、特定の指数(日経平均株価やTOPIXなど)に連動する運用を目指す投資信託です。
運用手数料が安く、長期的な資産運用に向いています。
- アクティブ型投資信託
アクティブ型投資信託は、特定の指数を上回る運用を目指す投資信託です。
運用手数料はインデックス型投資信託よりも高い傾向がありますが、指数を上回る運用ができれば、高いリターンを得ることができます。
- バランス型投資信託
バランス型投資信託は、株式と債券を組み合わせた投資信託です。
株式の値動きに大きく左右されず、安定した運用を目指すことができます。
5.投資信託の選び方
投資信託を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 投資目的
投資信託は、短期的な利益を狙うものもあれば、長期的な資産形成を目的としたものもあります。
自分の投資目的に合った投資信託を選ぶことが大切です。
- リスク許容度
投資信託は、値動きによって損失を出す可能性があります。
そのため、自分のリスク許容度に合った投資信託を選ぶことが大切です。
- 手数料
投資信託は、運用手数料がかかります。
運用手数料が安い投資信託を選ぶことで、コストを抑えることができます。
6.投資信託の始め方
投資信託を始めるには、証券会社や銀行などの金融機関で口座を開設する必要があります。
口座開設が完了したら、投資信託を購入します。
投資信託の購入は、金融機関の窓口やインターネットで行うことができます。
インターネットで購入する場合は、投資信託の種類や購入金額などを入力して、購入手続きを行います。
7.まとめ
投資信託は、少額から始められる、分散投資ができる、専門家に任せられるなどのメリットがあります。
しかし、手数料がかかり、値動きが激しいなどのデメリットもあります。
投資信託を始める際には、自分の投資目的やリスク許容度に合った投資信託を選び、慎重に運用を行うことが大切です。