こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
146回目の今回は、いまさら聞けない⑤【債券ってなに?】についてまとめました。
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<目次>
1.債券とは
2.債券の種類
3.メリットとデメリット
4.債券の投資方法
5.まとめ
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1.債券とは
債券とは、国や地方公共団体、企業などが、資金調達を目的として発行する有価証券の一種です。債券を購入するということは、発行体に対してお金を貸すことになります。
債券の特徴は、以下の通りです。
・発行体が国や地方公共団体の場合は、元本や利息の支払いが保証されているため、安全性が高く、リスクが低い投資対象として人気があります。
・発行体が企業の場合は、元本や利息の支払いが保証されていないため、国債に比べるとリスクが高くなります。ただし、利回りが高くなる傾向があります。
・債券は、満期まで保有すれば、元本と利息を受け取ることができます。また、満期前に売却することも可能です。
2.債券の種類
債券には、さまざまな種類があります。主な種類は、以下の通りです。
・国債:政府が発行する債券。比較的リスクが低いとされています。
・社債:企業が資金調達のために発行する債券。リスクは国債より高いですが、それに見合った利息を得ることができます。
・地方債:地方自治体が発行する債券。地域の開発資金等に用いられます。
・外国債:発行者、通貨、発行場所のいずれかが外国に属する債券。外国債券の金利は通貨を発行している国の水準に基づくため、国内の債券よりも利回りの高い外国債券も存在します。
3.メリットとデメリット
債券のメリットは、以下の通りです。
・安全性が高い:国債や地方債は、発行体が国や地方公共団体であるため、元本や利息の支払いが保証されています。
・安定した収入が期待できる:利付債券は、定期的に利息が支払われるため、安定した収入が期待できます。
債券のデメリットは、以下の通りです。
・利回りが低い傾向がある:国債や地方債は、発行体の信用度が高いため、利回りが低い傾向があります。
・元本が保証されていない:社債は、発行体が企業であるため、元本が保証されていないリスクがあります。
4.債券の投資方法
債券は、証券会社や銀行などで直接購入することができます。また、投資信託やETF、保険などの金融商品を通じて、債券に投資することも可能です。
5.まとめ
債券は、安定した収入や資産形成を目的とした資産運用に活用できます。しかし、リスクが全くないわけではないため、自分の投資目的やリスク許容度を考慮して慎重に選択することが重要です。
債券を株式などのリスクの高い投資との組み合わせで、リスクヘッジに活用することも良いのではないでしょうか。