こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
138回目の今回は、行こう!乳がん検診【乳がん月間】についてまとめました。
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<目次>
1.『乳がん月間』とは
2.9人に1人
3.「ブレスト・アウェアネス」
4.まとめ
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1.『乳がん月間』とは
毎年10月は、乳がんに関する啓発活動を行う『乳がん月間』です。
1980年代にアメリカで始まったピンクリボン運動がきっかけとなり、日本でも1980年代から乳がん月間が制定されました。
乳がんの早期発見の重要性や、予防のための生活習慣、治療法の最新情報などを多くの人々に伝えることを目的としています。
また、乳がんを経験した方々の実体験や闘病のストーリーを共有することで、他の患者さんやその家族への支援や励ましとなるメッセージも多数交換されています。
2.9人に1人
日本では、乳がんの女性患者は年々増加しており、日本人女性の約9人に1人が乳がんになるといわれています。
乳がんの罹患率は、30代から増加し、40代後半から50代前半にピークを迎えますが、20代でかかる方もいます。
現在は、乳がんは、早期発見・早期治療により、90%以上の人が治ると言われている病気です。
そのため、若い時から乳がん検診を定期的に受診するなど、自分の身体に関心を持つことが大切です。
3.「ブレスト・アウェアネス」
ブレスト・アウェアネスは、『乳房を意識する生活習慣』です。
乳がんは自覚症状を認めることにより、発見される場合があります。
気になる症状がある場合は、検診を待たずに、すぐに乳腺外来がある医療機関を受診しましょう。
<ブレスト・アウェアネスの4つのポイント>
①乳房の状態を知る
②乳房の変化に気をつける
③変化に気づいたらすぐに医師に相談する
④40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
4.まとめ
乳がんについての正確な情報を知ることで、私たちは無駄な恐怖や誤解を避け、適切な判断を下すことができます。
例えば、乳がんのリスクを低減するための生活習慣や食生活、運動の方法、また、乳がんの兆候や自己検診の方法など、日常生活の中で意識するべきポイントは多数存在します。
乳がんは、早期発見・早期治療によって、治癒率の高いがんです。
乳がん月間をきっかけに、一人でも多くの方が乳がんについて知り、早期発見・早期治療につながることを願っています。
そして、乳がんのない社会を実現するために、私たち一人ひとりができることを考えていくことが大切ではないでしょうか。