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何で運用するか

こんにちは!

ファイナンシャルプランナーの橋本です。

136回目の今回は、NISAやiDeCoの箱に何を入れる?【何で運用するか】についてまとめました。

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<目次>

1.なぜ運用が必要なのか

2.株式投資か投資信託か

3.まとめ

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1.なぜ運用が必要なのか

国の経済政策の柱として、「貯蓄から投資へ」のシフトを進めていますが、お金の勉強をする機会が少ない日本人にとっては、投資となると結構ハードルが高いと思う人も多いのではないでしょうか。

約30年前の郵便貯金の金利は6%台でしたので、銀行や郵便局に預けているだけで十分資産が増えていく時代もありました。

しかし、バブルがはじけて平成以降は、金利が1%にも満たない、給料も上がらない時代に突入しました。

ちなみに、現在の一般的な金利は0.002%ですので、仮に100万円を1年間預けたとしても20円しか増えないというのが現実です。

さらには、物の値上がり(インフレ)が起こり、お金の価値がどんどん減る状況でもあります。

なぜ今、投資が必要なのかというのは、このような背景があることが大きな要因となっています。

そこで、国が用意した非課税の箱である、NISAやiDeCoが注目されているというわけですが、その非課税の箱に入れる商品選びに戸惑っている人が多いと思います。

2.株式投資か投資信託か

NISAやiDeCoで運用する場合は、主に株式投資や投資信託とお付き合いすることになります。

株式投資は、配当金や株式優待、売却益を目的とした投資。

投資信託は、分配金や売却益を目的とした投資になります。

一般的に、株式投資と投資信託では、株式投資の方がリスクは高くなりますし、さらに日本の株式と外国の株式で比較すると、外国の株式への投資の方がリスクは高くなります。

投資信託は、5900本以上(2023年8月時点)の商品があり、中には株式投資以上に価格の変動がある商品もありますので、どんな商品か目論見書などで確認することが必須になります。

3.まとめ

国が作った制度だから、NISAやiDeCoをやっておけば安心という訳ではなく、非課税の箱の中に何を入れるかで将来の結果が変わります。

特に、NISAは利益が出なければなんの意味もありません。

増えても減っても全て自己責任になりますので、まずは仕組みを理解して、目的に合った商品なのかを判断することが大切です。

SNSやYouTubeなどの断片的な情報に振り回されずに、何で運用するかを自分の判断できるように勉強する必要があるのではないでしょうか。

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