こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
65回目の今回は、年金も自助努力の時代【個人年金保険】について解説します。
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<目次>
- 個人年金保険とは
- 約20%
- まとめ
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1.個人年金保険とは
老後の生活資金などを確保するための手段の1つとして、個人年金保険があります。
一般的には、保険本来の役割である保障の機能はなく、中長期の積立てを目的とした商品です。
銀行積立てとは違い、短期間で解約すると手元に戻ってくるお金が、払った金額より少なくなるケースがほとんどですので、その点には注意が必要です。
一方で、メリットとしては、保険料として払った金額に応じて、年末調整や確定申告することで、税金が軽減されます。
2.約20%
個人年金保険への世帯加入率は、約20%に止まっています。
iDeCoやNISAは、基本的には値動きのある金融商品が中心になるので、取っ付き難かったり、仕組みがよくわからず、ハードルが高いと思っている人も多いと思います。
そんな人は、個人年金保険の方が、将来にいくら貯められるか見通しを立てやすい仕組みなので、始めやすいと思います。
ただ、マネープランに取り入れる際は、自分の考えに合った商品なのか、しっかり吟味してから契約するようにしてください。
3.まとめ
iDeCoと比較すると控除の枠は大きくありませんが、超低金利が続く日本で銀行積立てしていくことと比較すると、期間が長くなればなる程、将来の手残り資金に差がついていきます。
何のために日頃努力して積立てているのか、目的を明確にして、お金の置き場所を考えることが必要ではないでしょうか。