こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
84回目の今回は、資産運用の王道【卵は一つのカゴに盛るな】について解説します。
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<目次>
- 運用の世界での格言
- 分散投資の重要性
- まとめ
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1.運用の世界での格言
欧米では古くから、『Don’t put all your eggs in one basket.』という相場格言があります。
日本語にすると、『卵を一つのカゴに盛るな』。
「卵を一つのカゴに全て入れておくと、そのカゴを落としてしまったら全て割れてしまう可能性がある。複数に分けて入れておけば、そのうち一つのカゴを落としてしまっても、他のカゴは残りやがてヒヨコが生まれ鶏に育つ可能性がある。」という意味です。
2.分散投資の重要性
投資の世界で、1つの個別銘柄や1つの国のマーケット、1つの資産(株式だけ等)に投資すると、リスクは高くなります。
予想が当たれば利益は大きくなりますが、その反面、外れると損失も大きくなります。
「この商品は儲かるか」、「どの銘柄を買えば増えるか」といった商品や銘柄から入る考え方も投機(ギャンブル)になちがちです。
そもそも、個別銘柄の値動きを予測することは、プロでも難しいことを理解しておく必要があります。
異なる業種の企業に投資したり、日本にこだわらず複数の国や市場に分けたり、タイミングをずらして投資することで、リスクを和らげる効果が期待できます。
3.まとめ
短期的な利益を追うと投機(ギャンブル)になってしまい、相場が気になり本来の仕事に集中できなくなる恐れもあります。
リスク分散をして、多少の相場の変動に振り回されることのないように、長期で着実に積み上げられる仕組みを作ることが大切です。