こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
130回目の今回は、あなたの大切な人を支える【成年後見制度】についてまとめました。
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<目次>
1.成年後見制度とは
2.役立つ状況
3.利用の流れ
4.まとめ
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1.成年後見制度とは
成年後見制度は、大人でも自分の意思を決めることが難しい人たちを守るためのルールです。
たとえば、認知症や障害を持つ人たちが該当します。
この制度では、その人たちを助けるために選ばれた人や組織が「後見人」となり、代わりに大切な決定をします。
2.役立つ状況
成年後見制度は、こんな時に役に立ちます。
- 自分の考えを言うのが難しい人や覚えることが難しい人
- お金の管理が必要な人や医療の決定をする必要がある人
3.利用の流れ
成年後見制度を利用するための流れは次のようになります。
- 自分または家族が成年後見について裁判所に申し立てをする。
- 裁判所がその人の状況を調べます。
- 裁判所がその人が助けが必要な状況だと判断したら、後見人を選びます。
- 後見人は、裁判所の許可をもらってお金の管理や医療など大切な決定をします。
- 後見人は、その人の利益を最優先に考え、誠実かつ慎重に行動します。
- その人ができるだけ自分の考えを伝えられるように、サポートや手助けもしてくれます。
以上のような手続きを経て、成年後見制度を利用することができます。
4.まとめ
具体的なことや詳細については、専門家や関係する人に相談する必要があります。
また、手続きには時間と費用がかかります。
認知症などそうなる前に準備する時間があるケースでは、このような制度を使わなくてもすむように、自分の意志で準備や対策をしておくことが大切です。