こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
132回目の今回は、買う前に知っておきたい【投資信託のメリットとデメリット】についてまとめました。
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<目次>
1.投資信託とは
2.メリット
3.デメリット
4.まとめ
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1.投資信託とは
投資信託とは、投資の専門家にお金を預けて、そのお金をいろんな商品に投資してもらうサービスのことを指します。
投資する商品には、例えば会社の株式、国や企業が発行する債券(借金の証明書のようなもの)、不動産などがあります。
たくさんの人からお金を集めて、そのお金を使って色々なものに投資します。そして、その投資で得た利益が、お金を預けた人たちに分けられます。
2.メリット
投資信託のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
〇分散投資: 投資信託は複数の金融商品に投資を行うため、一つの商品への投資リスクを分散することができます。
〇プロの管理: 投資信託はプロのファンドマネージャーが管理しています。そのため、自分で投資を行う時間や知識がない人でも、プロに投資を任せることができます。
〇汎用性: 投資信託は多種多様な商品や戦略があり、投資家の目的やリスク許容度に合わせた投資が可能です。
3.デメリット
投資信託には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
〇資金損失のリスク: 投資信託の一番のリスクは、投資した金額を失う可能性があることです。投資先の企業や市場の状況によっては、投資した資金が減ることもあります。また、経済状況や金利の変動などにより、予想外の損失を被る可能性もあります。
〇売るのが難しいことも: 投資信託には「すぐに売れないもの」もあります。例えば、一定の期間保持しなければいけない商品や、不動産などほかの人がすぐに買いたがらない商品に投資している場合、その投資信託をすぐに売ることが難しい場合があります。
〇運用費用がかかる: 投資信託は、プロの人がお金を運用してくれますが、その対価として運用費用がかかります。これは、運用を行う人々の給料や、システムを運営するためのコストとして投資家から徴収されます。そのため、その分投資リターンが減少します。
〇利益が保証されない: 投資信託の運用結果は、投資先や市場状況、運用者のスキルによるため、予測することは難しいです。そのため、期待した利益が得られるとは限りません。
4.まとめ
投資信託は、多くのメリットを提供する一方で、デメリットも存在します。
そのため、投資を行う前には、自分がどれくらいのリスクを取れるのか、どれくらいの利益を期待するのかを考えて、投資信託を選ぶことが大切です。
また、各投資信託の特徴やコストについてしっかり調べて理解することも重要です。