こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
102回目の今回は、急激な円安でどうする?【為替変動との付き合い方】について解説します。
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<目次>
1.積立している場合
2.一時払している場合
3.まとめ
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1.積立している場合
長期の資産運用として、外貨で積立している場合、為替変動のリスクを低くすることができます。
毎月、積立て続けるケースでは、1年間で12回、10年で120回、20年で240回…
積立てる期間が長ければ長いほど、タイミングを分けて、円安時も円高時も外貨を積立てることになりますので、為替の値動きの影響を受けにくくなるという考え方です。
当然、日本円で積立てるのとは違い元本保証という訳にはいきませんが、金利が高い外貨の方が増えるスピードは早くなります。
2.一時払している場合
一時払で外貨を持った場合、積立てと比べて為替変動のリスクは高くなります。
一時払した時の為替【入口】と、将来、円に戻す時の為替【出口】の差で、受取れる金額が増えたり減ったりします。
円より高い金利の外貨を増やせたとしても為替変動で、マイナスになることもあります。
仮に、<1ドル(USD)=100円>で一時払していた外貨を、<1USD=150円>で円に戻した場合は、1.5倍になります。
更に、金利分が加わればそれ以上受取ることができます。
為替変動は、プラスの要素もマイナスの要素も併せ持っています。
3.まとめ
現在、日本は、アメリカを筆頭に外国との金利差は開く一方です。
このような背景から、資産運用においても、外貨を持つメリットが大きくなってきています。
リスクをどう軽減するか、仕組みを知って、メリットを活かせるようにしていきましょう。
※実際の取引き時には、為替手数料や解約控除、市場価格調整(MVA)、税金等の影響があります。