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生命保険契約照会制度

 

 

こんにちは!

ファイナンシャルプランナーの橋本です。

 

71回目の今回は、全ての保険契約を把握できていますか?【生命保険契約照会制度】について解説します。

 

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<目次>

1.保険金請求のセーフティネット

2.利用できるケース

3.まとめ

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1.保険金請求のセーフティネット

万一の時に経済的な補填をしてくれる商品が保険ですが、給付金や保険金を受け取るには、契約している人や保険金を受け取る権利がある人から、保険会社に請求しないと手元に入ってきません。

きちんと保険料を納めていたとしても、家族が保険契約していることを知らなければ、お金も想いもムダになってしまいます。

そのようなことを防ぐ一助となるのが、『生命保険契約照会制度』です。

 

2.利用できるケース

①親や家族が亡くなったとき

②親や家族の認知判断能力が低下したとき

③災害救助法が適用された地域で被災したことによる死亡または行方不明のとき

 

3.まとめ

保険金などの請求には、期限があります。

一般的には、給付金や保険金などを請求する権利が発生した翌日から3年間で、時効により受け取れなくなってしまいます。

大切な家族のため、または自分の病気やケガ、介護などに備えておいた保険をムダにしないために、保険証券をまとめておくことや、家族にどんな内容の保険を契約しているかなどを伝えておくことが重要になります。

とは言え、家族間でもお金の話が苦手な人も多いと思いますので、把握しきれていない保険契約があるのではと思った場合は、『生命保険契約照会制度』を利用されるとよいと思います。

 

<参考資料>

一般社団法人生命保険協会HPより  https://www.seiho.or.jp/contact/inquiry/pdf/poster.pdf

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