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色で分ければ見えてくる!50代までに身につけたい家計管理術

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの橋本です。

忙しい毎日を送る中で、貯金や投資、保険など「お金」にまつわる管理は、ついつい後回しになりがちではありませんか? 30代から50代の女性は、キャリアや家庭の事情で大きな変化を迎えやすい時期です。

そんなときに意識してみたいのが「お金を色分けする」という考え方。お金の色分けをしっかり行っておくと、生活費や緊急資金、将来の資産形成などを明確に区別でき、バタバタしやすい毎日でも安心感を得やすくなります。

今回は、そんな色分けのメリットや具体的な方法、そして土台づくりの大切さについてお話ししていきます。

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<目次>

1.お金の色分けがなぜ大切なの?

2.ライフイベントが多い世代にこそ必要な仕分け

3.最優先は“資産形成の土台”づくり

4.具体的な色分けの例

5.無理なく続けるためのヒント

6.色分けが未来を変える一歩に

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1.お金の色分けがなぜ大切なの?

まず、「お金を色分けする」という言葉から説明していきましょう。これは文字通り、お金を使う目的や時期に応じて分類することを指します。

たとえば、クローゼットに服をきちんと仕分けしておくと、朝のコーディネートがスムーズになりますよね。同じように、お金も「生活に必要な分」「急な出費に備える分」「将来のために増やす分」などに分けると、必要なお金をパッと確認しやすくなるのです。

目的がごちゃまぜになりやすいお金を整理しておくことで、無駄遣いや思わぬ混乱を防ぐことができます。

2.ライフイベントが多い世代にこそ必要な仕分け

30代から50代というのは、仕事上の転機や結婚、出産、子育て、あるいは親の介護など、多岐にわたるライフイベントが重なりやすい時期です。こうしたタイミングでは一度に大きなお金が必要になることも多く、その都度「どこから資金を出せばいいんだろう」と悩む場面が増えがちです。

そこで役立つのが、お金をあらかじめ用途別に分けて管理する「色分け」という方法。生活費と緊急用資金、投資や貯蓄用のお金をはっきり区別しておけば、いざ大きな出費が必要になったときも、「この範囲なら緊急用として使える」と冷静に判断できるでしょう。

バタバタしやすいライフステージだからこそ、色分けが心強い味方になってくれるのです。

3.最優先は“資産形成の土台”づくり

お金の色分けを考えるうえで、いちばん大切なのが「資産形成の土台」です。

具体的には、生活費と緊急用資金をしっかり確保してから、投資などの資産運用に回すお金を決めるというステップを踏むことを指します。

よく「投資は早く始めたほうがいい」と言われますが、もし生活費ギリギリの状態や、急な出費に対応できる貯えがない状態で投資に手を出してしまうと、不測の事態ですぐに資産を取り崩さなければいけません。これでは継続的に資産を育てるのは難しいですよね。

まずは安定した生活費と、病気や災害など予期せぬ出来事に備えられる緊急用資金を確保して“土台”を固めること。それによって、投資に回せるお金も“余裕資金”として運用しやすくなります。

4.具体的な色分けの例

実際にお金を色分けするときは、主に次の3つを基準にするとわかりやすいでしょう。

・生活費(固定費・変動費)

家賃や光熱費、通信費など、毎月確実にかかる費用と、食費や日用品代などの変動する支出を含みます。

・緊急用資金

大きな医療費がかかったり、家電製品が急に壊れたりしたときのための予備費です。生活費とは別に口座を作り、簡単に引き出さないよう設定しておくと管理しやすくなります。

・投資・資産形成用資金

たとえば、NISAやiDeCo、投資信託などを活用して長期的にお金を育てる部分です。土台がしっかりしているからこそ、焦らず運用できるのがポイントです。

分けた資金は、口座や家計管理アプリで見える化しておくと、日々のお金の流れが明確になりやすく、ストレスも減ります。

5.無理なく続けるためのヒント

色分けを始めるときは、「完璧に管理しなきゃ」と気合いを入れすぎないことがコツです。最初からすべてを完璧にやろうとすると、忙しい日々の中ではすぐに挫折しがち。まずは月々の支出をざっくりと把握し、毎月少しずつでもいいので緊急用資金や投資に回すお金を確保するところから始めてみてください。

また、家計簿アプリや手書きの家計簿を利用しながら、自分に合った管理スタイルを探してみるのも大切です。「なんとなくでも継続して把握している」状態が築ければ、自分でも驚くほど少額からでも将来への種まきが可能になります。

6.色分けが未来を変える一歩に

お金を色分けすることで、「いま必要なお金」と「将来に向けて育てるお金」の境界がはっきりし、無駄な出費や不安を減らすことができます。

特に30代から40代はライフイベントの変化が多い時期なので、計画的に資産を育てていくために、まずは生活費と緊急用資金を土台として確保してみませんか? 土台が整えば、「投資や貯蓄に回しても大丈夫」と安心できるようになり、長期的な運用を続けるモチベーションも生まれます。

小さな習慣をコツコツと積み上げることで、数年後や数十年後に「やっておいてよかった」と思える資産形成が実現しやすくなるはずです。

ぜひ、自分らしいペースで、お金の色分けにチャレンジしてみてください。

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