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銀行預金のリスク

銀行預金のリスク

こんにちは!

『笑顔相続』ナビゲーターの橋本です。

 

46回目の今回は、日本人の財産は半分以上が現預金【銀行預金のリスク】について解説します。

 

 

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<目次>

  1. 金融資産の内訳
  2. 殖えないリスク
  3. まとめ

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1.金融資産の内訳

 

日本人の金融資産の半分以上は、現預金です。

仮に銀行が破綻したとしても、預金保険機構(ペイオフ)で銀行ごとに元本1,000万円までの預金と利息は保護されます。

多くの預金を持っている人は、複数の銀行に分散させることで、破綻で減るリスクを回避できます。

 

一方で金利については、1990年代前半のバブル崩壊以降の預金金利は1%を下回り、今では普通預金で0.001%、定期預金で0.002%とほぼ0(ゼロ)に近い超低金利が続いています。

仮に、100万円を10年間定期預金しても160円(税引き後)しか殖やせません・・・

 

このような観点から、銀行はお金を預ける場所であっても、殖やす場所ではないと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.殖えないリスク

 

お金が殖えないことにもリスクはあります。

普段、購入している商品やサービスの値段が上がること、インフレーション(インフレ)です。

例えば、

【 カップヌードル 『146円(2009年)』 ⇒ 『161円(2019年)』 上昇率:10.3% 】

カップヌードル1つとってみても、年間約1%ずつ値段が上がっていますので、それよりも低い金利のところにお金を置いておくと差が大きくなります。

つまり、持ち出しが多くなるということです。

全てがカップヌードルと同じく値段が上昇している訳ではありませんが、特に輸入に頼っているもの(小麦粉、肉、魚など)は上昇傾向にあります。

 

 

3.まとめ

 

「お金は銀行に預けるもの」という考え方が、いつの間にか刷り込まれているように思います。

確かに、100万円を銀行に10年預けると2倍の200万円になった時代はありましたが、過去の話です。

今の金利(0.002%)では、2倍にするのに3万6000年かかります。

現状をしっかり把握して、お金の預け先を選ばなければ、将来に大きな差がつくことは間違いないでしょう。

 

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