こんにちは!
『笑顔相続』ナビゲーターの橋本です。
48回目の今回は、日本円だけで大丈夫!?【外貨を持つ意味】について解説します。
∸―――――――――――――――――――――――――――――――
<目次>
- 外貨とは
- 基軸通貨
- 為替変動リスク
- まとめ
――――――――――――――――――――――――――――――――
1.外貨とは
日本円以外にも、世界を見渡せば国ごとに様々な通貨があり、いろんな取引の場面で日常的に利用されています。
しかし、国をまたいで取引をする場合には、国際的な信用があり国際取引で使用できる通貨(ハードカレンシー)と、自国内でしか使えない通貨に分けられます。
2.基軸通貨
通貨の中で圧倒的なシェアを持っている「米ドル」は、基軸通貨と呼ばれ、アメリカ国内だけではなく、世界中の貿易や国際的な金融取引の決済にも多く使われています。
また、「有事のドル買い」と言われ、流動性が高い「米ドル」は、日本をはじめ、数多くの国が保有しています。
3.『為替変動リスク』
日本円を他国の通貨に交換するときの取引価格を「為替レート」と言います。
「為替レート」は、国際情勢や政治、金融政策、経済指標などで、日々、変動しています。
この値上がりや値下がりの値動きが『為替変動リスク』になります。
例えば、<1米ドル=100円>で買ったものが、<1米ドル=80円>の時に日本円に戻すと1米ドルあたり20円の損(為替差損)になります。
逆に、<1米ドル=120円>の時に日本円に戻すと1米ドルあたり20円の得(為替差益)になります。
為替レートの変動は、プラスにもマイナスにもなり得るということです。
※実際の為替取引には、交換手数料が発生します。
4.まとめ
「ユーロ」や「ポンド」、「豪ドル」「人民元」などの外貨もありますが、情勢がニュース報道などで簡単に入ってくる「米ドル」がわかりやすい通貨と言えると思います。
現在は、新型コロナウイルスの影響で「米ドル」の利率は政策的に下げられていますが、日本円と比較して高い利率を以前から維持していますので、その分、保有することにメリットが生まれます。
外貨にもリスクはありますが、仕組みを理解すれば、リスクを極力小さくすることは可能です。
グローバルな現代の資産形成には、外貨も1つの選択肢として取り入れることが必要ではないでしょうか。