こんにちは!
『笑顔相続』ナビゲーターの橋本です。
54回目の今回は、日本人は世界一【平均寿命と健康寿命】について解説します。
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<目次>
- 平均寿命
- 『健康寿命』
- まとめ
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1.平均寿命
先日、厚生労働省から2020年の日本人の平均寿命が発表されました。
女性が87.74歳、男性が81.64歳で共に過去最高を更新しました。
また、女性は世界第1位、男性は世界第2位の長寿国となっています。
ちなみに、国民年金制度が始まった1961年(昭和36年)の平均寿命は、女性が70.19歳、男性が65.32歳でした。
年金を受取る期間が大幅に長くなってきていますね。
2.『健康寿命』
2000年に世界保健機関(WHO)から、『健康寿命』という言葉が発表されました。
「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」、つまり「自分の身の回りのことを自分でできる、介護が必要ない期間」のことです。
現在の日本人は、女性が75.5歳、男性が72.6歳となっています。
平均寿命との差が、女性が12年、男性が9年となりますので、長い期間、介護が必要になるということが言えます。
3.まとめ
世界一の長寿国の日本人が、セカンドライフを有意義に送るには、『健康寿命』を延ばすことが非常に重要になってきます。
生活習慣などに気をつけて病気やケガを予防することや、病気になってしまったとしても早期発見で治療できるように定期的に検診を受けることなど、ちょっとした積み重ねで、自身や家族の楽しい時間をふやすことにつながるのではないでしょうか。
<参考:厚生労働省「図表2-3-1 健康寿命延伸プランの概要」>
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-02-03-01.html