こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
56回目の今回は、安心料それともムダ!?【保険は必要か】について解説します。
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<目次>
- どこを削る
- そもそも保険とは
- お守りになっていませんか?
- まとめ
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1.どこを削る
家計の見直しをする時に、必ずと言ってよいほど話題になるのが『保険』。
最近では、テレビや雑誌、インターネットなどで、「保険はいらない」と言い切っているファイナンシャルプランナーもいたりします。
では、本当に保険を全部やめてしまってもよいのでしょうか?
2.そもそも保険とは
保険の役割は、将来起こりうる様々なリスク(危険)に対して、もし事故が起こってしまった時に金銭的な損失をカバーするものです。
人生の中では、火災や自動車事故などの持ち物に対するリスクもあれば、病気やケガ、死亡などで自分や家族に対するリスクもあります。
このような様々なリスクに備える手段として、保険は効果を発揮する場面が多々あります。
3.お守りになっていませんか?
日本における生命保険の世帯加入率は88.7%となっており、ほとんどの世帯で何らかの商品を契約していることになります。
しかし、契約している保険が、どんな時に役立つかを把握していない人もいるのではないでしょうか?
内容がよくわからないまま、毎月保険料を払い続けているのであれば、これを機に契約内容を再確認することをおススメします。
もし、自分や家族が求めているリスクヘッジが、保険で出来ないのであれば、それはやめたらよいと思います。
4.まとめ
人生でリスクにさらされた時の金銭的な損失をどうカバーするかの手段として、『保険』と「貯蓄(運用)」があります。
それぞれの人の置かれている状況や環境によって、『保険』で備えることが合理的なケースもありますし、持っている資産内でカバーしてもその後の人生に影響しないのであれば、保険は不要なものとなります。
目的が明確で納得できる内容になっていれば、無駄な保険になることはないと思います。
保険は必要かどうかの答えは、他人に決められることではありませんし、人それぞれ違うのではないでしょうか。