こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
58回目の今回は、現代の国民病【がんのリスク】について解説します。
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<目次>
- 2人に1人
- 死亡率トップ
- 「早期発見・早期治療」
- まとめ
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1.2人に1人
日本では、毎年、約100万人が「がん」と診断されています。
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、
・男性 65.0% (2人に1人)
・女性 50.2% (2人に1人)
また、どんな「がん」にかかるリスクが高いかは、下記の表のようになっています。
2.死亡率トップ
日本では、毎年、約138万人が亡くなっています。
そのうちで、亡くなる原因で一番多いのは、「がん」で約38万人となっています。
日本人ががんで亡くなる確率は、
・男性 26.7% (4人に1人)
・女性 17.8% (6人に1人)
そして、亡くなる原因となっている「がん」は下記の表のようになっています。
3.「早期発見・早期治療」
がんは、禁煙や食生活の見直し、運動不足の解消などの自助努力で「なりにくくする(予防)」ことができます。
しかし、それらの対策を講じたとしても、完全にそのリスクを取り除くことはできません。
そこで、重要になるのが『検診』です。
定期的に『検診』することによって、早期発見できれば、治せる可能も高くなり、体への負担も少なくなりますし、治療が軽くすめば、経済的にも時間的にも負担が少なくてすみます。
4.まとめ
一昔前まで、がんは不治の病と言われていましたが、現在では、医療の進歩で様々な治療法や新薬などが開発され、治る病気になりつつあります。
しかし、発見が遅れてしまえば、治せたものも治せないとなってしまう可能性もまだまだあります。
近年では、自宅にいながら受けられる『がん検診』のサービスも始まってきています。
健康で充実した毎日、また大切な人と一日でも永く過ごせるように、出来ることはしっかりと対策していきたいものです。
【参考:N-NOSE(線虫がん検査)】