こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの橋本です。
6回目の今回は、まずは目的にあわせて分けることから【お金の色分け】について解説します。
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<目次>
- 目的ごとに分ける
- 『つかうお金』
- 『のこすお金』
- 『ふやすお金』
- まとめ
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1.目的ごとに分ける
みなさん、入ってきたお金をどのように管理していますか?
資産形成していく上で、真っ先に取り掛かるべきことは、目的ごとにお金を色分けすることです。
『つかうお金』、『のこすお金』、『ふやすお金』の3つにまずは分けてみましょう。
2.『つかうお金』
日々の生活のために必要なお金を『つかうお金』として考えます。
食費、住宅ローンや家賃などの居住費、携帯電話代などの通信費、光熱費などなど...
このように、毎月決まって出ていくようなお金は、出し入れのしやすい普通預金等で管理することが一般的です。
身の丈に合った使い方をすることや、無駄を省き将来のためのストックに回す、各種の見直しなどの節約術も考えましょう。
3.『のこすお金』
予期せぬ事態は、まさにいつ起こるかわかりません。
例えば、交通事故や仕事などでのケガ、がんや生活習慣病などの病気、突然の車の故障などなど…
もしもの時にどの様に備えるか、または、のこすかを合理的に見極めることが必要です。
予期せぬ事態で、資金ショートしたり、せっかく蓄えてきた資金を流出させないようにしましょう。
4.『ふやすお金』
将来に迎えるイベントには、いくらかかるでしょうか?
結婚や新生活に備えておきたいお金、子供の教育費、セカンドライフの資金、自分が亡くなったときの整理資金などなど…
近い将来のイベントに必要な資金は、お金を減らさないことを重視した運用が求められます。
一方で、10年以上先のイベントに対しては、多少のリスクを取って、お金にもしっかり働いてもらいましょう。
その中でも特に、セカンドライフの資金については、時間を味方につけて、積極的に運用したいものです。
多くの資産を築けるかどうかで、セカンドライフの豊かさがかわってくるからです。
5.まとめ
『つかうお金』、『のこすお金』、『ふやすお金』の3つのバランスをとっていくことが、資産形成のポイントになります。
お金が全てではありませんが、人生からお金を切り離して考えることはできません。
一度きりの人生を楽しむためにも、常日頃からお金の管理をしっかりして、お金に振り回されない生き方をしていきたいものです。