こんにちは!
『笑顔相続』ナビゲーターの橋本です。
30回目の今回は、資産運用を始めようとしている人へのメッセージとして【値動きのある商品との付き合い方】について解説します。
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<目次>
- 家庭科の先生が投資を教える?
- 卵が先かニワトリが先か
- まとめ
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1.家庭科の先生が投資を教える?
2022年から高校の家庭科の授業で、株式や債券などの金融商品の特徴を教えることになったようです。
個人的には、すごく良いことだと思います。
欧米はもちろん、中国や韓国でもずっと前からお金に関する授業が行われていましたので、やっと同じ土俵に乗れるかなといった感じです。
ただ、不安な点もあります。
投資経験のない先生が教えられるのか。
投資経験のない銀行員が、投資信託や保険を販売しているのと同じ状況になってしまうのではないかという懸念はあります。
2.卵が先かニワトリが先か
『商品知識は誰にも負けないのに売上が上がらない営業マン』と、『商品知識がそんなにあるわけではないのにトップ営業マン』ってよくある話だと思います。
結果が出る出ないの差はなんでしょうか?
私も約20年間、営業の世界に身を置いていますが、結果が出る出ないの差は、『行動力』だと思います。
たくさんのお客さんに会って、いろんな刺激をもらって、より多くの経験を積んでこそ、運も味方してくれて結果が出るものだと思っていいます。
資産運用も一緒で、先に商品知識ばかりを詰め込もうとして、取引口座の開設すらしていない人をたくさん見てきました。
結果が出せるわけがありません。
全く商品の仕組みを知らずに始めるのはダメですが、やりながら勉強する方が結果は出しやすいと思います。
また、思い切って身銭を切って始めないと、本気で勉強しないし先延ばしになりがちですよね。
3.まとめ
まずは、値動きのある商品の中でもリスクの少ない商品との付き合いから始められることをオススメします。
また、無くなってもこれからのライフプランに影響のない範囲の金額から始めて、経験を積み重ねて、値動きに慣れることもポイントになります。
やってみて、どうしても馴染めなければ辞めればいいだけです。
行動を起こさずに時間だけが過ぎていくことが、一番の機会損失ではないでしょうか。