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資産が偏ると危険?|実際の失敗事例から学ぶ“資産バランス”の重要性

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの橋本です。

資産運用では「増やすこと」に目が向きがちですが、実は同じくらい大切なのが資産のバランスです。

資産が特定のものに偏ってしまうと、予想外の出来事が起きたときに大きなリスクを抱えることになります。

今回は、実際によくあるケースをもとに、資産が偏ることで起こる問題とその対策について解説します。

資産が偏ると何が危険なのか

資産運用では、

  • 株式
  • 不動産
  • 現金
  • 債券
  • 投資信託

など、複数の資産に分散することが基本とされています。

しかし実際には

  • 不動産投資に集中している
  • 株式だけに資産を投じている
  • 現金をほとんど持っていない

というケースも少なくありません。

こうした資産の偏りは、環境が変わったときに大きな問題を引き起こす可能性があります。

【事例①】不動産ばかりで現金がないケース

ある方は、資産の多くを不動産投資に回していました。

物件は複数所有しており、資産価値としては十分にありましたが、問題は「現金がほとんどない」ことでした。

あるとき、

  • 大規模修繕が必要になった
  • 空室が増えて家賃収入が減った

という事態が重なり、資金繰りが厳しくなりました。

不動産は価値があっても、すぐに現金化できない資産です。

その結果、やむを得ず物件を売却することになりましたが、タイミングが悪く、想定より低い価格での売却になってしまいました。

このケースから学べるのは、資産の中に一定の流動性(現金)が必要だということです。

【事例②】株式ばかりで暴落時に狼狽したケース

別のケースでは、資産のほとんどを株式に投資している方がいました。

市場が好調なときは資産も順調に増えていましたが、株式市場が大きく下落したときに問題が起きました。

資産のほとんどが株式だったため、短期間で資産が大きく減少しました。

不安になった結果、

「これ以上下がったら怖い」

と感じ、暴落の最中に株式を売却してしまいました。

結果として、安値で売ってしまう形になり、その後の回復の恩恵を受けられませんでした。

株式は長期的に成長する可能性がありますが、短期的には大きく変動する資産です。

そのため、株式だけに偏った資産配分は、精神的な負担も大きくなります。

長期積立の前提条件とは

最近は「長期積立投資」が注目されています。

これはとても有効な方法ですが、実は前提条件があります。

それは健康であり、安定した収入があることです。

もし、

  • 病気やケガで働けなくなる
  • 収入が途絶える

といった状況になれば、積立を続けることが難しくなります。

そのため、長期投資を行う場合でも

  • 生活防衛資金
  • 緊急用の現金

などの準備が重要になります。

資産を守るために必要な3つの対策

① 現状分析

まず大切なのは、現在の資産状況を把握することです。

例えば

  • 株式
  • 不動産
  • 現金
  • 投資信託

それぞれがどのくらいの割合になっているかを確認します。

意外と多いのが、自分では分散しているつもりでも実は偏っているケースです。

② 資産の組み換え

資産が偏っている場合は、必要に応じて資産の組み換えを行います。

例えば

  • 株式の一部を現金化する
  • 不動産収益を金融資産に回す
  • 投資信託で分散投資する

などです。

重要なのは、「増やすこと」だけでなく、リスクを抑えることです。

③ リバランス

資産運用では、時間が経つと資産の比率が変わっていきます。

例えば株価が上昇すると、株式の割合が増えてしまいます。

そのため定期的に

リバランス(資産配分の調整)

を行うことが大切です。

リバランスをすることで、

  • リスクを抑える
  • 資産バランスを維持する

ことができます。

まとめ:資産運用で大切なのは「バランス」

資産運用では、特定の資産だけに集中すると大きなリスクを抱えることになります。

今回紹介したように、

  • 不動産だけ
  • 株式だけ

といった偏った資産構成は、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

資産を守るためには

  • 現状分析
  • 資産の組み換え
  • リバランス

を意識し、バランスの取れた資産配分を考えることが大切です。

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